⚠️ 本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療を目的とするものではありません。
1行でいうと
Vロートプレミアムシリーズは、対象とする目の悩みとコンタクトレンズ装着時の使用可否が製品ごとに異なります。ロート製薬の公式サイトの情報をもとに、成分と使用可否を整理しました。
- ドラッグストアで「Vロートプレミアム」の棚を見て、種類が多くて選べなかった方
- コンタクトレンズを使っていて、どの目薬が装着中に使えるのか知りたい方
- 目の症状に合わせた市販の目薬の選び方を、成分から理解したい方
シリーズ全体像:4製品の位置づけ
Vロートプレミアムシリーズの主な製品は、次の4つです。
- Vロートプレミアム(第2類医薬品): 12種類の有効成分を配合した、疲れ目・充血向けの標準タイプ
- Vロートアクティブプレミアム(第2類医薬品): 年齢や乾きによる目のかすみ・疲れ目に着目した処方
- Vロートドライガードプレミアム(第3類医薬品): 高分子コンドロイチンを配合したドライアイ向けタイプ
- Vロートコンタクトプレミアム(第3類医薬品): コンタクトレンズ装着中の使用を前提とした処方
なお、ドライアイ向けの製品は、以前「Vロートドライアイプレミアム」という名称で販売されていましたが、2026年3月に処方を見直した「Vロートドライガードプレミアム」が新発売されています。同一シリーズ内での処方リニューアルとみられますが、両者が厳密に同一処方の後継品かどうかは公式発表内で明確にされていないため、購入時はパッケージの製品名を確認してください(要確認)。
4製品の成分比較
| 項目 |
Vロート プレミアム |
Vロート アクティブ プレミアム |
Vロート ドライガード プレミアム |
Vロート コンタクト プレミアム |
|---|---|---|---|---|
|
ピント調節 改善成分 |
ネオスチグミン メチル硫酸塩 0.005% |
ネオスチグミン メチル硫酸塩 0.005% |
なし |
配合 (角膜保護等 6作用の一つ) |
| 充血除去成分 |
塩酸テトラヒドロ ゾリン0.05% |
塩酸テトラヒドロ ゾリン0.01% |
なし | なし |
|
抗ヒスタミン 成分 |
クロルフェニラミン マレイン酸塩0.03% |
クロルフェニラミン マレイン酸塩0.03% |
なし | なし |
| 角膜保護成分 |
コンドロイチン 硫酸エステル ナトリウム0.25% |
コンドロイチン 硫酸エステル ナトリウム0.1% |
コンドロイチン 硫酸エステル ナトリウム1% (高分子) |
配合 (基準内 最大濃度) |
| ビタミン等 |
ビタミンB6、 パンテノール、 ビタミンE |
ビタミンB6、 ビタミンE、 タウリン1% |
なし |
配合 (基準内 最大濃度) |
| 主な対象症状 |
目の疲れ・ 結膜充血・ かすみ・かゆみ |
年齢や乾きに よる疲れ目・ かすみ目 |
目の疲れ・ 涙液の補助・ かすみ |
コンタクト 装着時の 目の疲れ |
| リスク区分 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第3類医薬品 | 第3類医薬品 |
(※「ピント調節改善成分」とは、目の中でピントを合わせる筋肉の働きを助ける成分です。画面作業などによる疲れ目に用いられます。)
この表で分かる最大のポイントは、プレミアムとアクティブプレミアムが充血除去・抗ヒスタミン成分を含む「症状対応型」であるのに対し、ドライガードとコンタクトはこれらを含まない、コンタクトレンズに配慮したマイルドな処方だという違いです。
よくある質問
Vロートプレミアムとアクティブプレミアムの違いは何ですか?
両製品はどちらも充血除去・抗ヒスタミン成分を含む「症状対応型」で、コンタクトレンズの使用可否(ハードのみ装着中使用可)も同じです。違いは、想定している目の悩みの年代・原因にあります。
Vロートプレミアムは、充血除去成分(塩酸テトラヒドロゾリン)を0.05%と標準濃度で配合し、角膜保護成分(コンドロイチン硫酸エステルナトリウム)も0.25%とやや多めに配合した、目の疲れ・結膜充血・かすみ・かゆみに幅広く対応する標準タイプです。
Vロートアクティブプレミアムは、充血除去成分を0.01%とやや抑えめにする一方、角膜保護成分は0.1%、さらにタウリン1%を新たに配合しており、「年齢や乾きによる目のかすみ・疲れ目」により重点を置いた処方になっています。(※タウリンは、目の細胞の働きを助ける成分として、加齢による目の調子の変化を意識した処方に配合されることがあります。)
まとめると、画面作業などによる一時的な疲れ目・充血が気になる方はプレミアム、年齢とともに感じる慢性的な目のかすみ・乾きが気になる方はアクティブプレミアムが候補になります。
選び方の一般的な考え方
- 画面作業などで目のピントが合いにくい・疲れる→ ピント調節成分を含むVロートプレミアム・Vロートアクティブプレミアムが候補になります
- 年齢とともに感じる目のかすみ・乾きが気になる→ ビタミンE・タウリンを多めに配合したVロートアクティブプレミアムが候補になります
- 涙が少なく、目の乾き・かすみが慢性的に続く→ 高分子コンドロイチンを配合したVロートドライガードプレミアムが候補になります
- コンタクトレンズを装着したまま点眼したい→ 後述の通り、対応製品はVロートドライガードプレミアム・Vロートコンタクトプレミアムの2製品です
目薬全般の選び方については、サンテFXシリーズの違いを徹底比較もあわせてご覧ください。サンテFXとVロートは異なるメーカーの製品ですが、いずれもコンタクトレンズ使用可否が製品ごとに異なるという共通の注意点があります。
ただし、これはあくまで一般的な傾向です。持病(緑内障等)がある方や、症状が重い方は、使用前に薬剤師・登録販売者、または眼科医に相談することをおすすめします。
オンラインで購入する場合は、こちらからどうぞ。
※迷った場合は、店舗で薬剤師または登録販売者に相談することをおすすめします。
【最重要】コンタクトレンズ装着時の使用可否
4製品はコンタクトレンズの装着可否がそれぞれ異なり、誤った製品を使用すると目に刺激やトラブルが生じるおそれがあります。公式サイトの記載を整理すると、次のようになります。
| 製品名 | ソフトコンタクト | ハードコンタクト |
|---|---|---|
| Vロートプレミアム | 装着したままの使用は不可 | O2レンズを含め装着中の使用可 |
| Vロートアクティブプレミアム | 装着したままの使用は不可 | O2レンズを含め装着中の使用可 |
| Vロートドライガードプレミアム | 装着したままの使用可 | 装着したままの使用可 |
| Vロートコンタクトプレミアム | 装着したままの使用可 (コンタクト装着中を前提とした処方) |
装着したままの使用可 |
プレミアム・アクティブプレミアムの2製品は、ハードコンタクトレンズ(酸素透過性レンズを含む)装着中は使用できますが、ソフトコンタクトレンズを装着したままの使用はできません。ソフトコンタクトレンズを装着したまま点眼したい場合は、ドライガードプレミアムかコンタクトプレミアムを選ぶ必要があります。自己判断で「多分大丈夫だろう」と装着中に使用することは避け、必ず外箱・添付文書の記載を確認してください。
まとめ

Vロートプレミアムシリーズは、充血除去・抗ヒスタミン成分を含みハードコンタクト装着中のみ使用できるプレミアム・アクティブプレミアムと、ドライアイ・コンタクトレンズ装着中の使用を前提としたマイルドな処方のドライガード・コンタクトという、目的の異なる4製品で構成されています。中でも特に重要なのが、コンタクトレンズ装着時の使用可否です。迷ったときや、目の症状が続くときは、薬剤師・登録販売者、または眼科医に相談することをおすすめします。
[PR] 本記事にはアフィリエイト広告を含みます
備考
- 本記事は特定商品の購入を推奨・誘導するものではなく、成分・処方の一般的な特徴を客観的に整理した情報提供です。「どれが一番効く」といった優劣の判断を示すものではありません。目の症状が続く場合や、使用中に異常を感じた場合は、自己判断で使用を続けず眼科を受診してください。
- Vロートドライガードプレミアムと旧Vロートドライアイプレミアムの関係(処方変更の詳細)は、公式発表内で明確にされていない部分があるため、断定を避けています。
- 記載した成分・用法用量・コンタクトレンズ使用可否は、2026年9月時点でロート製薬公式サイトにより確認したものです。製品のパッケージリニューアルや処方変更により内容が変わることがあるため、実際に使用する際は必ずお手元の製品の添付文書をご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状の診断・治療方針を示すものではありません。目のかゆみ・充血・痛み等の症状が続く場合や、使用中に異常を感じた場合は、自己判断で使用を続けず眼科を受診してください。
参考情報(調査日: 2026-09-19)
- ロート製薬「Vロートプレミアム」公式ページ
- ロート製薬「Vロートアクティブプレミアム」公式ページ
- ロート製薬「Vロートドライガードプレミアム」公式ページ
- ロート製薬「Vロートドライガードプレミアム」新発売ニュースリリース
- ロート製薬「Vロートコンタクトプレミアム」公式ページ
※本記事の内容は上記情報源に基づく執筆時点(2026年9月19日)の情報です。製品の処方・パッケージ・コンタクトレンズ使用可否の記載は予告なく変更されることがあるため、最新情報はロート製薬公式サイト・お手元の添付文書で必ずご確認ください。






