スマイル40の違い|プレミアム・DX・THE ONEを成分表で比較

スマイル40シリーズ3製品(プレミアム・プレミアムDX・THE ONE)の成分数の違いを示すイメージ図 目の不調
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⚠️ 本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療を目的とするものではありません。

1行でいうと

スマイル40プレミアム・プレミアムDX・プレミアムTHE ONEは、いずれも目の疲れ・かすみ向けの処方ですが、配合されている有効成分の種類と分量が異なります。成分表をもとに、その違いを整理しました。

  • ドラッグストアで「スマイル40」の棚を見て、プレミアム・プレミアムDX・THE ONEの違いが分からなかった方
  • 目薬の「有効成分の数」が多いほど良いのか気になる方
  • コンタクトレンズを使っていて、どの目薬が装着中に使えるのか知りたい方

シリーズ全体像:3製品の位置づけ

スマイル40シリーズのうち、疲れ目・かすみ目向けの主な製品は次の3つです(いずれも第2類医薬品)。

  1. スマイル40プレミアム: 10種類の有効成分を配合した標準タイプ
  2. スマイル40プレミアムDX: プレミアムと同じ10成分を、より高い濃度で配合したタイプ
  3. スマイル40プレミアムTHE ONE: DXをベースに、生薬由来の抗炎症成分を2種追加した12成分配合タイプ(清涼感の異なるマイルド・クール・クールMAXの3種展開)

このほかに、生薬由来成分を中心とした「スマイル40 メディクリアDX」(7成分、防腐剤無添加)や、コンタクトレンズ装着中向けの「スマイルコンタクト」など、目的別のラインも存在しますが、本記事では検索需要の高いプレミアム系3製品を中心に扱います。

3製品の成分比較(100mL中)

有効成分 スマイル40
プレミアム
スマイル40
プレミアムDX
スマイル40
プレミアムTHE ONE
ビタミンA(角膜修復) 35,000単位 50,000単位 50,000単位
ビタミンE 0.05g 0.045g 0.045g
ビタミンB6 0.03g 0.01g 0.01g
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム(角膜保護) 0.05g 0.1g 0.1g
タウリン(代謝促進) 0.1g 1g 1g
L-アスパラギン酸カリウム(代謝促進) 0.2g 0.8g 0.8g
ネオスチグミンメチル硫酸塩(ピント調節改善) 0.005g 0.005g 0.005g
クロルフェニラミンマレイン酸塩(抗ヒスタミン) 0.03g 0.03g 0.03g
塩酸テトラヒドロゾリン(充血除去) 0.01g 0.01g 0.02g
イプシロン-アミノカプロン酸(抗炎症) 1g 1g 1g
ベルベリン塩化物水和物(生薬由来抗炎症) なし なし 0.015g
グリチルリチン酸二カリウム(生薬由来抗炎症) なし なし 0.25g

この表で分かる最大のポイントは、プレミアムDXがプレミアムと同じ成分構成のまま、ビタミンAやタウリン等の濃度を引き上げた処方であるのに対し、THE ONEはDXをベースに、生薬由来の抗炎症成分(ベルベリン、グリチルリチン酸二カリウム)を新たに加え、充血除去成分も増量しているという違いです。「1本ですべての症状に」という趣旨の広告表現が使われることがありますが、これは配合成分の種類が多いことを示す販売元の説明であり、症状の治癒を保証するものではない点にご留意ください。

THE ONEには清涼感の異なる3タイプ(マイルド・クール・クールMAX)がありますが、有効成分はすべて共通で、違いはl-メントールやdl-カンフル等の清涼感を生む添加物の種類・量のみです。清涼感の強さは主観的な使用感であり、効果の強さを示すものではありません。

選び方の一般的な考え方

ただし、これはあくまで一般的な傾向です。「成分数が多い=効果が強い」と単純にはいえません。持病(緑内障等)がある方や、症状が重い方は、使用前に薬剤師・登録販売者、または眼科医に相談することをおすすめします。

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まとめ

スマイル40プレミアム・プレミアムDX・THE ONEは、同じ方向性の処方をベースに、成分の濃度と種類の幅が段階的に広がっている3製品です。プレミアムDXはビタミンA・タウリンなどの配合量を引き上げたタイプ、THE ONEはそこに生薬由来の抗炎症成分を加えた最も成分数の多いタイプという位置づけになります。いずれもソフトコンタクトレンズ装着中は使用できないため、コンタクトレンズを使う方は装着中の使用可否を必ず確認してください。

スマイル40プレミアム・プレミアムDX・THE ONEの成分の違いと、ソフトコンタクトレンズ装着中は使えないことをまとめた図

目薬全般の選び方については、サンテFXシリーズの違いを徹底比較もあわせてご覧ください。メーカーは異なりますが、いずれも成分濃度や配合数の違いで製品ラインが分かれているという共通点があります。

注意点:コンタクトレンズ装着時の使用

プレミアム・プレミアムDX・THE ONEの3製品はいずれも、ソフトコンタクトレンズを装着したままの使用ができません。公式サイトの記載では、ハードコンタクトレンズ(酸素透過性レンズを含む)装着中の不快感の緩和は効能に含まれていますが、ソフトコンタクトレンズについては装着したまま使用しないよう明記されています。

ソフトコンタクトレンズを装着したまま点眼したい場合は、この3製品ではなく、コンタクトレンズ装着中向けに設計された別製品(スマイルコンタクト等)を選ぶ必要があります。自己判断で「多分大丈夫だろう」と装着中に使用することは避け、必ず外箱・添付文書の記載を確認してください。

備考

  • 本記事は特定商品の購入を推奨・誘導するものではなく、成分・処方の一般的な特徴を客観的に整理した情報提供です。「どれが一番効く」「1本で治す」といった効能を保証・誇張する表現は、成分ベースの客観的な説明に置き換えています。目の症状が続く場合や、使用中に異常を感じた場合は、自己判断で使用を続けず眼科を受診してください。
  • 記載した成分・用法用量・コンタクトレンズ使用可否は、2026年9月時点でライオン公式サイトにより確認したものです。製品のパッケージリニューアルや処方変更により内容が変わることがあるため、実際に使用する際は必ずお手元の製品の添付文書をご確認ください。
  • 本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状の診断・治療方針を示すものではありません。目のかゆみ・充血・痛み等の症状が続く場合や、使用中に異常を感じた場合は、自己判断で使用を続けず眼科を受診してください。

参考情報(調査日: 2026-09-19)

※本記事の内容は上記情報源に基づく執筆時点(2026年9月19日)の情報です。製品の処方・パッケージ・コンタクトレンズ使用可否の記載は予告なく変更されることがあるため、最新情報はライオン公式サイト・お手元の添付文書で必ずご確認ください。

プロフィール
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「くすり博士」として本ブログを運営しています。製薬企業に10年以上勤務してきた製剤研究者で、薬学博士(Ph.D.)を取得しています。専門は剤形設計や徐放性製剤(薬の効き方をコントロールする技術)といった製剤技術全般です。くすりの魅力、特に剤形開発の面白さを多くの方に知ってもらいたいという思いから、市販薬の解説・処方薬の作用機序・製剤の豆知識を発信しています。

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