ヘパリーゼシリーズの違いを徹底比較

滋養強壮・栄養補給
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⚠️ 本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療を目的とするものではありません。

1行でいうと

ヘパリーゼは「医薬品(錠剤・ドリンク)」「食品(清涼飲料水・栄養補助食品)」という2つの区分の製品が、同じブランド名で併存しています。売り場によって中身がまったく違う、珍しいシリーズです。

  • ドラッグストアとコンビニの両方で「ヘパリーゼ」を見かけて、違いが気になった方
  • ヘパリーゼプラスII・ドリンクII・キングシリーズなど、名前の似た製品の違いを知りたい方
  • 医薬品・食品という区分の違いを、身近な製品で理解したい方

「実は16種類」と話題になったブランド

ヘパリーゼは、ドラッグストアの医薬品コーナーだけでなく、コンビニの飲料棚にも似た名前の商品が並んでいます。この点は一般メディアでも「二日酔いに人気の『ヘパリーゼ』実は16種類」として取り上げられたことがあるほど、製品数の多さと区分の分かりにくさが知られています。

実際、ヘパリーゼというブランド名の中には、医薬品医療機器等法(薬機法)上まったく異なる2つの区分の製品が存在します。本記事では、ゼリア新薬工業の公式サイト・PMDA添付文書情報をもとに、この2区分を整理します。

区分1:医薬品ライン(錠剤・ドリンク)

肝臓水解物(天然のレバーを消化吸収しやすいように分解した成分)を主成分とする、いわゆる「本家」のヘパリーゼです。錠剤とドリンクがあり、リスク区分は製品によって第3類医薬品と第2類医薬品に分かれます。

項目 ヘパリーゼ
プラスII
ヘパリーゼ
ドリンクII
ヘパリーゼ
Hiプラス
ヘパリーゼ
キング
ヘパリーゼ
キングプラス
ヘパリーゼ
キングEX
剤形 錠剤 ドリンク
(50mL)
ドリンク
(50mL)
ドリンク
(50mL)
ドリンク
(50mL)
ドリンク
(50mL)
リスク区分 第3類
医薬品
第3類
医薬品
第2類
医薬品
第2類
医薬品
第2類
医薬品
第2類
医薬品
1日量あたりの
主成分の目安
肝臓水解物
600mg
イノシトール
ビタミンB2・E
肝臓水解物
200mg
タウリン1000mg
ビタミンB群
肝臓水解物
200mg
生薬6種
タウリン1000mg
肝臓水解物
200mg
生薬6種
カルニチン
カフェイン
肝臓水解物
300mg
生薬7種
ローヤルゼリー
肝臓水解物
300mg
タウリン1000mg
生薬多数

第3類医薬品は購入時の情報提供に法的な義務がない区分、第2類医薬品はより多くの成分・作用を含み、購入者への情報提供が「努力義務」とされる区分です。キングシリーズは肝臓水解物の配合量や生薬の種類が増えるほど第2類医薬品に区分されており、成分が「足し算」されるほど注意レベルも上がる設計になっています。

なお、これらの医薬品ラインの効能・効果はいずれも「滋養強壮、胃腸障害・栄養障害・病中病後・肉体疲労・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給、虚弱体質」であり、「二日酔い」という言葉は、これらの医薬品の効能・効果には明記されていません。

区分2:食品ライン「ヘパリーゼWシリーズ」

コンビニやスーパーで見かける「ヘパリーゼWシリーズ」は、清涼飲料水に分類される食品です。医薬品でも指定医薬部外品でもありません。

項目 ヘパリーゼW
HYPER
ヘパリーゼW
PREMIUM
ヘパリーゼW
PREMIUM極
分類 清涼飲料水 清涼飲料水 清涼飲料水
主な成分の目安 肝臓エキス
120mg
コンドロイチン
配合
肝臓エキス
250mg
肝臓エキス
400mg
オルニチン
300mg

これらは「肝臓水解物」ではなく「肝臓エキス」という原材料表示になっている点にも注意が必要です。食品であるため、「二日酔いに効く」「肝機能を高める」といった医薬品的な効能効果を表示することはできません。配合量の多さは商品の特徴として訴求されていますが、これは原材料の量であって、承認された効能効果ではない点を区別して理解しておく必要があります。

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この記事で紹介した商品

選び方の一般的な考え方

  • 医薬品としての栄養補給(滋養強壮・肉体疲労時など)を目的とする場合
     → プラスIIやドリンクII、キングシリーズが候補になります
  • 日常的な栄養補給・お酒の席のお供として気軽に取り入れたい場合
     → 食品のWシリーズも選択肢になりますが、医薬品的な効果を期待しすぎないことが大切です

ただし、これはあくまで一般的な整理です。他の医薬品服用中の方や持病がある方は、自己判断せず薬剤師・登録販売者に相談してください。

まとめ

ヘパリーゼシリーズの医薬品・食品の区分の違いをまとめた図解

ヘパリーゼは、医薬品(錠剤・ドリンク)と食品(Wシリーズ)という2つの異なる区分の製品が、同一ブランド名で併存するシリーズです。どちらの区分にも「二日酔い」という効能・効果は明記されておらず、「お酒の席のお供」というイメージ訴求と、実際に承認されている効能効果の範囲は異なります。購入時は、売り場だけでなくパッケージの区分表示を確認することをおすすめします。

他ブランドとの比較はヘパリーゼ・グロンサン・ウコンの力の違い、同じく二日酔い対策ドリンクの代表格であるグロンサンシリーズの違いを徹底比較もあわせてご覧ください。

備考

  • 本記事は特定商品の購入を推奨・誘導するものではなく、成分・区分の一般的な特徴を客観的に整理した情報提供です。「どれが一番効く」といった優劣の判断を示すものではありません。持病がある方、他の薬を服用中の方は、購入前に薬剤師・登録販売者にご相談ください。
  • 指定医薬部外品の「ヘパリーゼアミノ」は、コンビニ向け流通が中心でAmazon等のネット通販での取扱いが確認できなかったため、本記事では区分としての記載を見送っています。
  • 食品ラインのうち「ヘパリーゼW」(無印)、「ヘパリーゼSUPER/SUPER Rich」、「ヘパリーゼW 粒タイプ等」は、Amazon等のネット通販での取扱いが確認できなかったため、本記事の比較対象からは削除しています。
  • 飲酒そのものを助長する意図は一切なく、飲酒量の増加を促すものでもありません。
  • 記載した成分・効能効果・分類は、2026年9月時点でゼリア新薬工業公式サイト・PMDA添付文書情報により確認したものです。製品の処方変更・パッケージリニューアルにより内容が変わることがあるため、実際に使用する際は必ずお手元の製品の表示・添付文書をご確認ください。
  • 本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状の診断・治療方針を示すものではありません。症状が続く場合や心配な場合は、医療機関を受診してください。

参考情報(調査日: 2026-09-21)

※本記事の内容は上記情報源に基づく執筆時点(2026年9月21日)の情報です。製品の処方・パッケージは予告なく変更されることがあるため、最新情報はゼリア新薬工業公式サイトでご確認ください。

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