⚠️ 本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療を目的とするものではありません。
1行でいうと
新コンタックのかぜ総合薬は、イブプロフェンを中心とした「コデイン無配合」の2製品(かぜ総合DX・かぜEX持続性)と、2種類の解熱鎮痛成分を組み合わせた「総合かぜ薬エース」に大きく分かれます。成分・対象年齢の違いを整理しました。
- ドラッグストアで「コンタック」の風邪薬が複数あって、違いが分からなかった方
- 「1日2回で効く」という服用回数の特徴が気になる方
- 7歳の子どもにも使える市販の総合感冒薬を探している保護者の方
Haleon(ヘイリオン)が展開する定番ブランド
コンタックは、グラクソ・スミスクラインのコンシューマーヘルスケア事業を継承したHaleon(ヘイリオン)ジャパンが販売する、長年親しまれてきた風邪薬ブランドです。近年も新製品の発売が続いており、ラインナップの入れ替わりが比較的多いシリーズでもあります。
成分・用法用量は執筆時点(2026年9月)でHaleonジャパン公式サイト(contac.jp)により確認したものです。処方は変更されることがあるため、実際に使用する際はお手元の製品の添付文書を必ずご確認ください。
主要3製品の比較
| 項目 | 新コンタックかぜ総合DX | 新コンタックかぜEX持続性 | 新コンタック総合かぜ薬エース |
|---|---|---|---|
| 主な解熱鎮痛成分 | イブプロフェン200mg(1回量) | イブプロフェン200mg(1回量) | アセトアミノフェン+エテンザミド(ACE処方) |
| 服用回数 | 1日2回 | 1日2回 | 1日3回 |
| 対象年齢 | 15歳以上 | 15歳以上 | 7歳以上 |
| 特徴 | 速放性と徐放性の粒を組み合わせた設計で持続時間を意識 | 溶けやすさと持続性を両立させた設計 |
2種類の解熱鎮痛成分の組み合わせ、 抗ヒスタミン成分配合 |
| 濫用防止対象成分 | 記載なし(コデイン無配合と明記) | 記載なし(コデイン無配合と明記) | メチルエフェドリン |
かぜ総合DX・EX持続性の2製品は、いずれもイブプロフェンを主成分とし、いずれの製品ページにも「コデイン無配合」と明記されています。違いは主に、溶け方・持続時間の設計にあります。DXとEX持続性は、速く効かせつつ長く効果を持続させることを狙った処方です。
一方、総合かぜ薬エースだけは主成分がアセトアミノフェンとエテンザミドの組み合わせ(ACE処方)で、他の2製品とは解熱鎮痛成分の系統自体が異なります。対象年齢が7歳以上と広いのも特徴です。
選び方の一般的な考え方
- 鼻みず・のどの痛み・熱の3つの症状にしぼって、すばやく効かせたい
→ 新コンタックかぜEX持続性が候補 - 鼻みず以外にも、頭痛や関節の痛みなど幅広い症状に総合的に対応したい
→ 新コンタックかぜ総合DXが候補(7つの成分に加え、ビタミンPも配合) - 7歳以上の子どもも含めた家族の常備薬にしたい
→ 新コンタック総合かぜ薬エースが候補
これはあくまで一般的な目安です。持病や他の薬の服用状況によって向き不向きが変わるため、迷ったときは薬剤師・登録販売者に相談してください。
オンラインで購入する場合は、こちらからどうぞ。
まとめ
コンタックシリーズは、イブプロフェンを主成分とし持続設計が異なる2製品と、7歳から使えるACE処方の総合かぜ薬エースという構成になっています。「コンタックだから同じ」と考えず、対象年齢と服用回数、成分の系統を確認したうえで選びましょう。
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大正製薬のパブロン風邪薬シリーズの違いを徹底比較、第一三共ヘルスケアの新ルルAシリーズの違いを徹底比較、エスエス製薬のエスタックシリーズの違いを徹底比較も、同じ「風邪薬シリーズ」として比較の切り口が近く、あわせて読むと違いが理解しやすくなります。
よくある質問
Q. 眠くなりますか? A. DX・EX持続性・エースのいずれも、添付文書に「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください(眠気等があらわれることがあります)」と記載されています。抗ヒスタミン成分の作用によるものです。服用後の運転や、危険を伴う作業は避けてください。
Q. 服用間隔はどれくらいあければいいですか? A. DX・EX持続性は、朝食後と夕食後の1日2回(約12時間間隔)服用します。エースは1日3回、食後なるべく30分以内に服用します。添付文書には、具体的な時間数での服用間隔は明記されていません。それぞれ指定された回数・タイミングを守ってください。
Q. 他の薬と一緒に飲んでもいいですか? A. 3製品とも、服用中は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含む内服薬(鼻炎用内服薬、乗り物酔い薬、アレルギー用薬等)を併用しないよう添付文書に記載されています。服用前後の飲酒も避けてください。他の薬を服用中の方は、購入前に薬剤師・登録販売者に相談してください。
(※用法・用量と注意点は、医薬品医療機器情報提供ホームページ(KEGG収載の添付文書情報)をもとにまとめています。お手元の製品の添付文書もあわせてご確認ください。)
購入時の注意点:指定濫用防止医薬品について
新コンタック総合かぜ薬エースには、dl-メチルエフェドリン塩酸塩が含まれています。これは2026年5月に施行された改正薬機法で新設された「指定濫用防止医薬品」の対象成分です(対象成分は当初6成分でしたが、同時期にデキストロメトルファン・ジフェンヒドラミンが追加され、現在は8成分となっています。厚生労働省の制度説明による)。該当する製品を購入する際は、販売時に薬剤師・登録販売者から購入目的等の確認を求められたり、若年者は大容量・複数個の購入ができなかったりすることがあります。制度の詳しい背景や対象成分の一覧については、指定濫用防止医薬品とは何かで解説しています。
これは市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)を防ぐための制度であり、決められた用法・用量を守っている限り通常の使用に支障はありません。自己判断で決められた量を超えて服用したり、複数の製品を併用したりすることは絶対に避けてください。症状が長引く場合や改善しない場合は、市販薬に頼らず医療機関を受診しましょう。
備考
- 本記事は特定商品の購入を推奨・誘導するものではなく、成分・処方の一般的な特徴を客観的に整理した情報提供です。「どれが一番効く」といった優劣の判断を示すものではありません。「ダブルアタック」等の製品名・キャッチコピーは事実の紹介にとどめ、効能の優劣を示す意図はありません。
- 記載した成分・用法用量・対象年齢は、2026年9月時点でHaleonジャパン公式サイト(contac.jp)により確認したものです。一部成分は公式ページ上で画像形式の表記のみのため、正確な分量を必要とする場合は必ずお手元の製品の添付文書をご確認ください。
- 指定濫用防止医薬品に関する記述は、制度の一般的な説明であり、薬物乱用・過剰摂取の具体的な方法を示唆する意図は一切ありません。市販薬は用法・用量を守って使用してください。
- 持病がある方、他の薬を服用中の方、妊娠中・授乳中の方は、購入前に薬剤師・登録販売者にご相談ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状の診断・治療方針を示すものではありません。症状が続く場合や心配な場合は、医療機関を受診してください。
- 新コンタックかぜアタックコアは、本記事の調査時点でAmazonに掲載がないため、本記事の比較対象から外しています。掲載が確認でき次第、追記します。
参考情報(調査日: 2026-09-19)
- Haleonジャパン「コンタック」製品情報一覧
- Haleonジャパン「新コンタックかぜ総合DX」製品情報
- Haleonジャパン「新コンタックかぜEX持続性」製品情報
- Haleonジャパン「新コンタック総合かぜ薬エース」製品情報
- 厚生労働省「2026年5月1日施行の医薬品販売制度の改正内容をご紹介します」
※本記事の内容は上記情報源に基づく執筆時点(2026年9月19日)の情報です。製品の処方・パッケージは予告なく変更されることがあるため、最新情報はHaleonジャパン公式サイト・お手元の添付文書でご確認ください。





