⚠️ 本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療を目的とするものではありません。
1行でいうと
チョコラBBプラスとチョコラBBピュアは、どちらもビタミンB2を中心とした肌あれ・口内炎向けの錠剤ですが、ピュアはビタミンCを配合している一方、プラスはビタミンB6の配合量が多く、効能効果の記載にも細かな違いがあります。
同じ「錠剤タイプ」でも中身は違います
ドラッグストアのチョコラBBコーナーには、ドリンク剤だけでなく錠剤タイプの製品も複数並んでいます。中でも「チョコラBBプラス」と「チョコラBBピュア」は、どちらも第3類医薬品の糖衣錠であり、パッケージの雰囲気も近いため、違いが分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、両製品の添付文書情報をもとに、配合成分と効能効果の違いを整理します。
2製品の成分比較
| 項目 | チョコラBBプラス | チョコラBBピュア |
|---|---|---|
| 主要な成分(成人1日量2錠中) | リボフラビンリン酸エステルナトリウム (ビタミンB2)38mg ピリドキシン塩酸塩 (ビタミンB6)50mg チアミン硝化物(ビタミンB1)20mg ニコチン酸アミド40mg パントテン酸カルシウム20mg |
リボフラビンリン酸エステルナトリウム (ビタミンB2)38mg アスコルビン酸カルシウム (ビタミンCとして103mg)125mg チアミン硝化物(ビタミンB1)20mg ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)24mg ニコチン酸アミド40mg |
| 主な効能効果 | 肌あれ にきび・吹き出物 口内炎 口角炎 口唇炎 皮膚炎 湿疹 かぶれ ただれ 舌の炎症 赤ら顔に伴う顔のほてり 目の充血 目のかゆみ 肉体疲労時 妊娠・授乳期 病中病後の体力低下時のビタミンB2補給 |
肌あれ にきび・吹き出物 皮膚炎 湿疹 かぶれ ただれ 口内炎 口角炎 口唇炎 舌の炎症 目の充血 目のかゆみ 赤ら顔に伴う顔のほてり 肉体疲労時などのビタミンB2補給 |
| 用法用量 | 1回1錠を1日2回、朝夕食後 | 1回1錠を1日2回、朝夕食後 |
| 剤形 | 糖衣錠(オレンジ黄色・小粒) | 糖衣錠(淡黄白色・小粒) |
| リスク区分 | 第3類医薬品 | 第3類医薬品 |
| 製造販売元 | エーザイ | エーザイ |
両製品とも土台となるビタミンB2(リボフラビンリン酸エステルナトリウム)の配合量は38mgで共通しており、肌あれ・口内炎向けという基本的な効能もほぼ重なっています。違いが出るのは、そこに加えられている「もう一つの成分」です。
チョコラBBピュアには、プラスには配合されていないビタミンC(アスコルビン酸カルシウム)が125mg(ビタミンCとして103mg)配合されています。ビタミンCは、肌のハリを支えるコラーゲンの生成を助ける成分として知られており、ピュアは「ビタミンB2+ビタミンC」という組み合わせで肌のコンディションに働きかける処方とされています。
一方のチョコラBBプラスは、ビタミンB6の配合量がピュアの24mgに対して50mgと多く、加えてパントテン酸カルシウムを20mg配合しています。また効能効果の記載を見ると、プラスは「肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時のビタミンB2補給」と明記されているのに対し、ピュアは「肉体疲労時などのビタミンB2補給」とやや簡潔な表現になっている点も、細かな違いとして挙げられます。
選び方の一般的な考え方
- 肌のコンディション・美容面もあわせて意識したい→ ビタミンCを配合したチョコラBBピュアが候補になります
- 複数のビタミンB群をバランスよく摂りたい→ ビタミンB6の配合量が多いチョコラBBプラスが候補になります
- 妊娠・授乳期や病中病後の栄養補給も目的に含めたい→ 効能効果に明記されているチョコラBBプラスが候補になります
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まとめ

チョコラBBプラスとチョコラBBピュアは、どちらもビタミンB2を土台とした肌あれ・口内炎向けの第3類医薬品ですが、ピュアはビタミンCを、プラスはより多いビタミンB6とパントテン酸カルシウムを配合しているという違いがあります。「同じチョコラBBだから」と何となく選ぶのではなく、パッケージ裏の成分表示を見比べて、自分の気になるポイントに合わせて選ぶとよいでしょう。
なお、チョコラBBシリーズには他にもさまざまな製品があります。あわせてこちらの記事もご覧ください。
注意点
これらの製品は栄養素を補給し体の調子を整えることを目的としたビタミン剤であり、皮膚疾患そのものを根本から治療する医薬品ではありません。肌あれや口内炎が長期間改善しない場合や、症状が広範囲に及ぶ場合は、自己判断で使用を続けず、医療機関を受診してください。
また、ビタミンB2を服用すると尿が黄色くなることがありますが、これは成分の色によるものとされ、心配はいらないとされています。ただし、決められた用法・用量を守り、体質に合わないと感じた場合は使用を中止し、薬剤師に相談してください。服薬中の方は、自己判断で他の薬との併用を判断せず、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
備考
- 本記事は特定商品の購入を推奨・誘導するものではなく、成分の一般的な特徴を客観的に整理した情報提供です。「どちらが優れている」といった優劣の判断を示すものではありません。
- 記載した成分・用法用量・効能効果は、2026年9月時点でエーザイ公式サイト・添付文書情報により確認したものです。製品のパッケージリニューアルや処方変更により内容が変わることがあるため、実際に使用する際は必ずお手元の製品の添付文書をご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状の診断・治療方針を示すものではありません。症状が長引く場合は、自己判断で市販薬を使い続けず医療機関を受診してください。
参考情報(調査日: 2026-09-23)
- エーザイ「チョコラBBプラス」製品情報ページ
- PMDA医薬品医療機器情報提供ホームページ「チョコラBBプラス」
- エーザイ「チョコラBBピュア」製品情報ページ
- PMDA医薬品医療機器情報提供ホームページ「チョコラBBピュア」
※本記事の内容は上記情報源に基づく執筆時点(2026年9月23日)の情報です。製品の処方・パッケージは予告なく変更されることがあるため、最新情報は各社公式サイト・お手元の添付文書でご確認ください。




