⚠️ 本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療を目的とするものではありません。
1行でいうと
チョコラBBルーセントCとハイチオールCプラス2は、どちらも「しみ・そばかす」の緩和を効能に持つ第3類医薬品ですが、L-システインの配合量は同じ240mgで共通する一方、ビタミンCの配合量やその他の配合成分、効能効果の範囲には違いがあります。
- ドラッグストアで「しみ・そばかす」向けの飲む市販薬を探していて、チョコラBBルーセントCとハイチオールCのどちらにするか迷っている方
- 2製品の成分表を見比べても、何が同じで何が違うのか分かりにくいと感じている方
- 成分の配合量や効能効果の違いから、自分に合う製品を選びたい方
なぜこの2製品が比較検討されるのか
ドラッグストアの「しみ・そばかす」コーナーを見ると、エーザイの「チョコラBBルーセントC」と、エスエス製薬の「ハイチオールCプラス2」が、近い棚に並んでいることが多くあります。どちらも第3類医薬品であり、パッケージにも「L-システイン」「ビタミンC」といった共通する成分名が記載されているため、実際に検索して比較検討する方が多い組み合わせです。
本記事では、両製品の添付文書情報をもとに、配合成分・効能効果・用法用量などの違いを客観的に整理します。「どちらが優れているか」ではなく、「自分の気になる症状にはどちらの処方が近いか」という視点で読んでいただければと思います。
2製品の成分比較
| 項目 | チョコラBBルーセントC | ハイチオールCプラス2 |
|---|---|---|
| 成分(成人1日量6錠中) | アスコルビン酸(ビタミンC)600mg L-システイン240mg リボフラビンリン酸エステルナトリウム (ビタミンB2)15mg ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)20mg ニコチン酸アミド25mg コハク酸d-α-トコフェロール (ビタミンE)100mg |
L-システイン240mg アスコルビン酸(ビタミンC)500mg パントテン酸カルシウム24mg |
| 効能効果 | しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着の緩和 肉体疲労時などにおけるビタミンCの補給 歯ぐきからの出血、鼻出血の予防 |
しみ・そばかす・日やけ等の色素沈着症 全身倦怠 二日酔 にきび、湿疹、じんましん、かぶれ、くすりまけ |
| 用法用量 | 成人(15歳以上):1日3回、1回2錠を 食前または食後に水またはお湯で服用 |
成人(15才以上):1日3回、1回2錠を 水またはぬるま湯で服用 |
| 剤形 | フィルムコート錠(白色・小粒) | フィルムコーティング錠(白色・小粒) |
| リスク区分 | 第3類医薬品 | 第3類医薬品 |
| 製造販売元 | エーザイ株式会社 | エスエス製薬株式会社 |
(※ハイチオールCプラス2には、7~14歳向けの用法用量(1回1錠、7歳未満は服用不可)も設定されていますが、本表では成人量のみを比較のため掲載しています。)
共通点と違いを整理する
成分表を見比べると、両製品はL-システインの配合量がどちらも成人1日量240mgで完全に一致しています。(※「L-システイン」とは、体内でも作られるアミノ酸の一種で、皮膚の代謝に関わるとされる成分です。)「しみ・そばかすの緩和」を目的とした市販薬の多くが、このL-システイン240mgという配合量を1つの基準にしていることがうかがえます。
一方で、ビタミンC(アスコルビン酸)の配合量には差があります。チョコラBBルーセントCは600mgとやや多めで、さらにビタミンB2・B6・ニコチン酸アミド・ビタミンEといった複数のビタミン類を配合しているのに対し、ハイチオールCプラス2はビタミンC500mgとパントテン酸カルシウムというシンプルな組み合わせです。
効能効果の記載にも違いがあります。チョコラBBルーセントCは「歯ぐきからの出血、鼻出血の予防」という止血に関する効能を明記しているのが特徴で、これは高配合のビタミンCが毛細血管の健康維持に関わるとされることによるものです。一方のハイチオールCプラス2は、「全身倦怠」「二日酔」「にきび、湿疹、じんましん、かぶれ、くすりまけ」など、しみ・そばかす以外の幅広い症状もカバーしている点が特徴です。
選び方の一般的な考え方
- しみ・そばかすに加え、複数のビタミン類もあわせて摂りたい→ ビタミンB2・B6・E等を配合したチョコラBBルーセントCが候補になります
- 歯ぐきからの出血・鼻出血の予防も気になる→ 高配合のビタミンCを含むチョコラBBルーセントCが候補になります
- しみ・そばかすに加えて、にきびや全身倦怠・二日酔いなど幅広い症状もカバーしたい→ 効能範囲の広いハイチオールCプラス2が候補になります
- 配合成分をシンプルに絞りたい→ L-システインとビタミンCが中心のハイチオールCプラス2が候補になります
オンラインで購入する場合は、こちらからどうぞ。
※迷った場合は、店舗で薬剤師または登録販売者に相談することをおすすめします。
まとめ

チョコラBBルーセントCとハイチオールCプラス2は、どちらもL-システイン240mgを共通の土台としながら、ビタミンCの配合量やその他の配合成分、効能効果の範囲が異なる第3類医薬品です。「しみ・そばかす」というキーワードだけで選ぶのではなく、パッケージ裏の成分表と効能効果欄を見比べ、自分が気になる症状に近い処方を選ぶとよいでしょう。
なお、チョコラBBルーセントCの成分・効能効果についてはチョコラBBルーセントCの効果と成分を解説で詳しく解説しています。また、しみ・そばかす以外の美容ケア向けチョコラBBシリーズについてはチョコラBB Feチャージを解説、美チョコラコラーゲンを解説もあわせてご覧ください。
注意点
これらの製品は、しみ・そばかすの緩和等を目的とした医薬品であり、すべてのしみに効果を保証するものではありません。いずれも1か月位服用しても症状の改善がみられない場合は、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
妊娠中・授乳中の方、医師の治療を受けている方、他の医薬品を服用中の方は、服用前に医師・薬剤師にご相談ください。両製品ともビタミンCを配合しているため、他のビタミン剤等と併用する場合は、成分の重複によるビタミンの過剰摂取に注意してください。また、ハイチオールCプラス2は本剤の服用により尿及び大便の検査値が影響を受けることがあるため、医師の検査を受ける際はビタミンCを服用していることを伝えるようにしてください。服薬中の方は、自己判断で他の薬との併用や中止を判断せず、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
備考
- 本記事は特定商品の購入を推奨・誘導するものではなく、公式サイト・添付文書情報に基づき成分の一般的な特徴を客観的に整理した情報提供です。「どちらが優れている」といった優劣の判断を示すものではありません。
- 記載した成分・用法用量・効能効果は、2026年9月時点でエーザイ公式サイト、エスエス製薬公式サイトおよびPMDA医薬品医療機器情報提供ホームページにより確認したものです。製品のリニューアルや処方変更により内容が変わることがあるため、実際に使用する際は必ずお手元の製品の添付文書をご確認ください。
- 本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状の診断・治療方針を示すものではありません。症状が長引く場合は、自己判断で市販薬を使い続けず医療機関を受診してください。
参考情報(調査日: 2026-09-24)
- エーザイ「チョコラBBルーセントC」製品情報ページ
- PMDA医薬品医療機器情報提供ホームページ「チョコラBBルーセントC」
- エスエス製薬「ハイチオールCプラス2」製品情報ページ
- エスエス製薬「ハイチオールCプラス2」添付文書PDF
- PMDA医薬品医療機器情報提供ホームページ「ハイチオールCプラス2」
- エスエス製薬「ハイチオール」製品ラインナップページ
※本記事の内容は上記情報源に基づく執筆時点(2026年9月24日)の情報です。製品の処方・パッケージは予告なく変更されることがあるため、最新情報は各社公式サイト・お手元の添付文書でご確認ください。




