トラフル錠a・ダイレクトa・クイックショット・軟膏の違いを比較|ステロイドの有無で選ぶ

口内炎・のどのトラブル
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⚠️ 本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断・治療を目的とするものではありません。

1行でいうと

トラフルシリーズは、内服・貼る・スプレー・塗るという4つの剤形からなる4製品で構成されたシリーズです。ステロイドを配合しているのは、そのうちダイレクトaだけです。剤形と成分の違いを整理しました。

  • ドラッグストアで「トラフル」の棚を見て、錠・貼る・塗るタイプの違いが分からなかった方
  • 口内炎の場所や症状に合わせて、剤形から市販薬を選びたい方
  • ステロイドの入っている製品と入っていない製品の違いが気になっている方

4製品の位置づけ

トラフルシリーズは、飲む「トラフル錠a」、貼る「トラフルダイレクトa」、スプレーの「トラフルクイックショット」、塗る「トラフル軟膏」の4製品で構成されています。このうち、ステロイドを配合しているのはダイレクトaだけです。本記事では、剤形とステロイドの有無という2つの軸から、それぞれの位置づけを整理していきます。

4製品の成分・特徴比較

項目 トラフル錠a トラフルダイレクトa トラフルクイックショット トラフル軟膏
剤形 内服錠 フィルム貼付 スプレー 軟膏(塗る)
主な成分 トラネキサム酸750mg、
カンゾウ粗エキス、
ビタミンB6・B2・C(6錠中)
トリアムシノロンアセトニド0.025mg(1枚) アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(水溶性アズレン) アズレンスルホン酸ナトリウム水和物、
グリチルレチン酸、
アラントイン、
セチルピリジニウム塩化物水和物(100g中)
ステロイド なし あり なし なし
対象症状 口内炎、
のどの痛み・はれ
アフタ性口内炎 口内炎、
のどの痛み・はれ
口内炎・舌炎など
幅広い炎症

(※「アフタ性口内炎」とは、口の中の粘膜にできる、白っぽい潰瘍を伴う最も一般的なタイプの口内炎です。「トリアムシノロンアセトニド」はステロイド性の抗炎症成分で、炎症を強力に抑える働きがあります。)

この表で分かるのは、4製品のうちステロイドを配合しているのはダイレクトaだけだという点です。残りの錠a・クイックショット・軟膏の3つは、ステロイドを含まない処方になっています。

症状・場所別の選び方の考え方

トラフルシリーズは剤形が多いため、「症状の場所」と「求める強さ」で整理すると選びやすくなります。

  • 頬の内側などにできた、はっきりしたアフタ性口内炎で、しっかりした効果を求めたい→ ステロイド配合のダイレクトa(貼るタイプ)が候補になります
  • 舌の上など、貼るタイプが取れやすい場所の口内炎→ 軟膏タイプ(無印)が候補になります
  • 口内炎と同時に、のどの痛みもつらい→ スプレータイプのクイックショットが候補になります
  • 繰り返す口内炎で、体の内側からのケアも意識したい→ 内服のトラフル錠aが候補になります
  • お子さまにも使いたい、幅広い炎症に対応したい→ ステロイドを含まない軟膏(無印)が候補になります

ただし、これはあくまで一般的な傾向です。何度も繰り返す、大きさや数が多い、2週間近く治らないといった場合は、自己判断で市販薬を使い続けず歯科・口腔外科・医療機関を受診することをおすすめします。

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まとめ

トラフル4製品の剤形とステロイドの有無を示す図解

トラフルシリーズは、内服の錠剤、貼るフィルム、スプレー、塗る軟膏という4つの剤形からなる4製品で構成されています。ステロイドが入っているのはダイレクトaだけで、対象はアフタ性口内炎に限定されています。口内炎の場所やタイプ、求める効果の強さに応じて剤形を選ぶという考え方が、シリーズ全体を理解するポイントになります。繰り返す、治りにくいといった場合は、自己判断を続けず医療機関を受診しましょう。

よくある質問(用法・注意)

Q. トラフル錠aは何錠飲めばいいですか? A. 成人(15歳以上)は1回2錠を、1日3回(朝・昼・晩)服用します。7歳以上15歳未満は1回1錠を、1日3回服用します。7歳未満は服用しないでください。

Q. トラフル錠aで注意することはありますか? A. 甘草・グリチルリチンを含む薬、トラネキサム酸を含む薬との併用はできません。長期間の連用は避けてください。発疹、かゆみ、吐き気、胸やけ、めまいなどが出た場合は、直ちに服用を中止してください。5〜6日間服用しても症状がよくならない場合も、服用を中止して医師に相談してください。

Q. トラフルダイレクトaはどう使いますか? A. 患部を拭いて唾液を取り除き、白色面を患部の粘膜に付けて使います。1回1枚を、1日1〜2回使用します。対象は5歳以上です。貼ったものは時間がたつと自然に溶けるため、無理にはがさないでください。

Q. トラフル軟膏はどう塗りますか? A. 1日2〜4回、患部を清潔にしてから適量を患部におおいかぶせるように塗ります。塗った後は、患部に触れないようにしてください。塗った後に刺激感、発疹、発赤、かゆみが出た場合は使用を中止してください。

(※用法・用量と注意点は、第一三共ヘルスケアの公式製品情報をもとにまとめています。お手元の製品の添付文書もあわせてご確認ください。)

注意点:ステロイド配合品は用途が限定されています

ステロイドを配合したダイレクトaは、「アフタ性口内炎」に効能・効果が限定されています。ヘルペス性の口内炎や、原因がはっきりしない口の中の炎症に自己判断で使用すると、症状を悪化させる可能性があるとされています。口内炎の種類の見分けが難しい場合や、発熱を伴う場合は、自己判断で薬を選ばず、医師・薬剤師に相談してください。

また、ステロイドを含まない軟膏(無印)は、口内炎だけでなく舌炎など、より幅広い炎症に使えるよう設計されています。剤形だけでなく、この「ステロイドの有無」という軸も、選ぶ際に確認しておきたいポイントです。

同じ第一三共ヘルスケアの製品としては、風邪薬の新ルルAシリーズの違いを徹底比較、解熱鎮痛薬のロキソニンSシリーズの違いを徹底比較もあります。

備考

  • 本記事は特定商品の購入を推奨・誘導するものではなく、成分・剤形の一般的な特徴を客観的に整理した情報提供です。「どれが一番効く」といった優劣の判断を示すものではありません。
  • 記載した成分・用法用量は、2026年9月時点で第一三共ヘルスケア公式サイト・添付文書情報により確認したものです。製品のパッケージリニューアルや処方変更により内容が変わることがあるため、実際に使用する際は必ずお手元の製品の添付文書をご確認ください。
  • 本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状の診断・治療方針を示すものではありません。口内炎が繰り返す場合や治りにくい場合は、医療機関を受診してください。

参考情報(調査日: 2026-09-16)

※本記事の内容は上記情報源に基づく執筆時点(2026年9月16日)の情報です。製品の処方・パッケージは予告なく変更されることがあるため、最新情報は第一三共ヘルスケア公式サイト・お手元の添付文書でご確認ください。

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